【医学部5回生】医学実習の始まり【院長の人生ノート13】

 少々、釣りの話が長くなってしまいましたが、そうこうしているうちに時は流れ、5回生になるとポリクリといわれる医学実習が始まります。ポリクリは学生がそれぞれ6,7名くらいのグループに分かれ、内科や外科、小児科といった各診療科を2週間ずつ1年間かけて回り、医療の現場を実際に体験・学習するというシステムです。多くの医学生はこのポリクリで初めて患者さんと接し、実際にお話ししたり診察をすることで、患者さんの悩みや心の内を聞き、医師としての自覚を高めていくことになります。

ポリクリの合間に花を生けて(実は華道部にも所属していました)

 今まで医学について机の上でしか勉強してこなかったので、元々試験管を振るよりも人と関わる仕事がしたいと考え医師を志した私にとっては、現場に出て患者さんと話しをして触れ合うというポリクリは非常に楽しく勉強になる時間でした。大学病院なので、入院している患者は癌や希少疾患などの重い病気を患っていることも少なくなくありません。勿論、患者さんによって個人差はありますが、そのような厳しい状況でも病院での治療に希望を持ち前向きに過ごしている姿をみて、元気な学生であるはずの私たちが励ませられると同時に、医療の尊さという側面も垣間見ることができました。

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