【陸路で出発】函館から神戸へ【院長の人生ノート42】

 函館から神戸へ4人家族での引っ越しとなると引っ越し代も馬鹿になりません。特に3月の繁忙期での引っ越しは代金が跳ね上がります。実際に引っ越し業者に見積もりを取ると100万円超の見積もりとなりました。

 さすがに高額すぎるので、妻が色々と工夫してくれ、引っ越し代を当初見積もりの1/3以下にまで減額することができました。方法は、基本的には自家用車(ミニバン)に荷物を詰め込んで自分で引っ越しを行い、冷蔵庫や洗濯機、テレビといったか家財道具のみを2月の最も安い日に引っ越し業者に依頼し新居に運びこみました。引っ越し日は平日なので、妻が一人で神戸に行き、新居で荷物を受け取ったのです。

 2月下旬に荷物を運び出したため自分たちの異動する3月下旬まで、1か月間はほとんど家具のない、がらんとした家で過ごしました。洗濯物は週末にまとめてコインランドリーに出しに行き、北海道の3月はまだ寒いので、食材はベランダに出して自然の冷蔵庫として利用しました。もちろん、テレビやおもちゃなど何もない生活ですが、幸い子供たちは「サバイバル生活」として非日常感があり楽しく過ごせたようです。

 函館から神戸までは残った家財道具を詰め込んだ自家用車で日本縦断旅行をしながら移動しました。途中、仙台、日光、軽井沢、飯田、伊勢で宿泊し、大学時代の友人たちとも交流も交え、楽しく移動旅をしてきました。この自動車移動は、引っ越しと旅行を兼ねた非常によい手段だったのではないかと思います。

青函フェリーの船内にて

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