【院長のつぶやき①】「決断」は難しい?

 

 こんにちは。

 枚方大橋つじもと整形外科クリニックの院長の辻本です。

 今回、【院長のつぶやき】と称して、日々感じたこと、思いついたことを、徒然なるままに綴るコラムを不定期に投稿していきたいと考えています。

 初回は「決断」について最近思う事を書いてみることにします。

 皆さんはいつも「決断」できているでしょうか?

 日常生活は決断の連続です。ChatGPTに聞いてみると人間は1日に3万回の決断をしているそうです。当然、3万回もの決断を迷っている暇はありません。迷っていては日が暮れてしまいます。つまり、ほとんどの決断は無意識に行われていることになります。

 では意識下に行う決断はどれくらいになるでしょうか?

 「食事は何にするか」や「どの仕事に手をつけるか」といった日常的な決断は1日に数百~数千回も行われており、重要な仕事の決断や人間関係に関わる決断でさえ数回~十数回程度しているそうです。

 こうしてみると、私たち人間は中々に「決断する動物」であるということが言えるみたいですね。

 人間は毎日こんなにも決断している訳ですが、皆さんは「決断」することに難しさを感じていますか?

 私個人はどうでしょう。

 もし、以前の私に「決断することは難しいか?」と問いかけたとしたら、迷いなくこう答えるでしょう。「難しくない」と。

 私は昔から決断が速い人間だと自認しております。例えば、外食にいってもメニューで迷うことはほぼないですし、旅行先のホテルやレストランもほとんど迷うことなく決めることができます。極端にいえば、大学受験といった人生の大きな転機の時でさえ、受験先の大学は大きく迷うことなく決断してきました。

 でも、そんな私も日々の診療では迷う事が日常茶飯事です。

 クリニックの院長として毎日患者さんに向き合い、時には患者さんの人生に関わるかもしれない、重大な健康状態を伝えなければなりません。医師である自分の伝え方一つで患者さんの病気への捉え方が変わることも少なくありません。

 また、経営ににおいては私の判断一つで結果は大きく変わってくるかもしれません。上手くいく結果ならいいですが、もしも上手くいかなければクリックは破綻し、私もスタッフも路頭に迷うことになるかもしれません。まさに、決断することによる重圧が私の両肩にずっしりと乗っかり、重圧で押しつぶされそうになります。

 勿論、このように患者さんと向き合うにも、経営上の重大な判断を下すときにも、数多の「決断」が必要になることは言うまでもありません。

 自分だけではなく、他の人の人生を左右するかもしれない重大な決断をするとき、そんなとき大抵の人は迷いが生じるのではないでしょうか。患者さんやスタッフなど、「顔の見える相手」であればなおさらです。言うまでもなくこのようなシチュエーションでは私も大いに迷います。最後の最後まで迷って迷って迷いまくります。

 さて、最後にもう一度自分に問いかけてみます。「決断することは難しいか?」と。

 今の私なら一片の迷いなくこう答えるでしょう。

 「イエス」と。

辻本武尊(枚方大橋つじもと整形外科クリニック院長・医学博士)

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