サイレントマニュピレーションとは?

〜五十肩・肩関節周囲炎でお困りの方へ〜
目次
どんな治療?
サイレントマニュピレーションは、
動かなくなった肩の関節を、麻酔を使ってやさしく動かし、可動域を改善する治療です。
五十肩(肩関節周囲炎)では、肩の中の組織が硬くなり、
- 腕が上がらない
- 後ろに回らない
- 着替えや洗髪がつらい
といった症状が続くことがあります。
この治療では、患者さんが眠っている間に肩を動かすことで、
痛みを最小限にしながら、固まった関節の動きを改善します。

なぜ「サイレント(眠って行う)」の?
五十肩の肩は、強い痛みがある状態では十分に動かすことができません。
サイレントマニュピレーションでは
- 麻酔を使用する
- 痛みを感じない状態で行う
ことで、
無理な力をかけずに、必要な範囲まで安全に動かすことが可能になります。
「無理やり動かされて痛そう…」
というイメージを持たれる方もいますが、
強い痛みを我慢して行う治療ではありません。
手術との違いは?
サイレントマニュピレーションは
- 皮膚を切らない
- メスを使わない
- 入院を必要としない(※施設により異なります)
という点で、手術とは異なる治療です。
「保存療法(注射・リハビリ)」と
「手術治療」の中間的な選択肢と考えていただくと分かりやすいです。
このように、サイレントマニュピレーションは五十肩(肩関節周囲炎)の新しい治療法として注目されています。当院でも医師の診断の元、必要な方にサイレントマニュピレーションを行っております。五十肩でお困りの方は遠慮なくご相談ください。
次回は、「五十肩・肩関節周囲炎はなぜ動かなくなるの?」というテーマを取り上げます。
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【監修】辻本武尊(枚方大橋つじもと整形外科クリニック院長・医学博士)
