五十肩・肩関節周囲炎はなぜ動かなくなるの?

目次
関節包が硬くなる仕組み
肩関節は「関節包」という袋のような組織に包まれています。
五十肩ではこの関節包が
- 炎症を起こす
- 厚く・硬くなる
ことで、肩の動きが制限されます。
これを「拘縮(こうしゅく)」と呼びます。

痛み → 動かさない → さらに固まる悪循環
五十肩では、次のような悪循環が起こりやすくなります。
- 肩が痛い
- 痛いので動かさない
- 関節がさらに硬くなる
- 少し動かしただけで痛い
この状態が続くと、
リハビリだけでは改善しにくくなることがあります。
自然に治る場合・治らない場合の違い
五十肩は
「放っておけば必ず治る」と思われがちですが、実際には個人差があります。
自然に改善しやすいケース
- 痛みが軽い
- 日常生活である程度動かせている
- 可動域制限が軽度
改善しにくいケース
- 数か月以上、動きの制限が強い
- 夜間痛が続く
- リハビリや注射を続けても改善しない
このような場合に、次の治療選択肢として
サイレントマニュピレーションが検討されます。
▼当院のインスタグラムでサイレントマニピュレーションの様子を確認できます▼
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【監修】辻本武尊(枚方大橋つじもと整形外科クリニック院長・医学博士)
