胸椎について
胸椎は、頚椎の下から腰椎の上までの部分で、12個の椎骨から成り、後ろに凸型に曲がっています(後弯)。各椎骨は肋骨と接続しているため、他の椎骨と比べて動きが少ない部位です。高齢者では胸椎に圧迫骨折が起こりやすく、特に胸椎と腰椎の境目(胸腰移行部)で発生しやすいです。

胸椎に位置する脊髄を胸髄と呼び、胸髄が損傷すると、首から下の筋肉や感覚が麻痺します。胸椎の12番目で損傷が起こると、腰から下の麻痺が生じますが、手や腕は自分の意志で動かすことができます。一方、一番上の胸椎で損傷が起こると、肩や上腕は動かせても、手や指先の細かい動き(巧緻動作)やひじを曲げる動作ができなくなります。
気になる症状は?
- 背中や胸が痛い
- 手や腕のしびれ
- 息切れがする
- 食欲不振がある
- 吐き気がする
- 飲み込みにくい
- 背中が丸まったり前かがみになる
- 排泄がしにくい
胸椎の代表的な疾患
上記以外の病気の可能性もあります。
どの病気も早めの診断が早期回復のカギですので、当院へ気軽にご相談ください。
