【新しい治療のご案内】関節の痛みを軽くする肥満症治療を始めました

ひざや腰の痛みで来院された患者さんに、
「体重を少し減らすと関節の負担が軽くなりますよ」とお伝えすることがあります。
実際に、体重が増えると膝や腰への負担は大きくなり、
変形性膝関節症や慢性腰痛の症状が悪化する原因になることが知られています。
しかし、
- 食事制限をしてもなかなか体重が減らない
- 運動をしたくても、膝や腰が痛くて続けられない
- 自己流のダイエットでは体重管理が難しい
という方も多くいらっしゃいます。
そこで当院では、医学的に体重管理をサポートする治療として「ウゴービ®」を用いた肥満症治療を開始しました。
関節を守るための体重管理
体重が1kg増えると、歩行時には膝に約3〜5kgの負担がかかるといわれています。
逆に言えば、体重を少し減らすだけでも関節の負担を大きく減らすことができます。
例えば
- 体重を3kg減らす
→膝への負担は約10〜15kg軽減
となり、痛みや炎症の改善につながる可能性があります。

整形外科では、
- リハビリ
- 関節注射
- 運動療法
などと同じように、体重管理も重要な治療の一つと考えられています。
ウゴービ®とは
ウゴービ®は、GLP-1受容体作動薬という種類の肥満症治療薬です。
食欲を抑える働きがあり、
- 食べ過ぎを防ぐ
- 満腹感を感じやすくする
ことで、無理のない体重減少をサポートします。

臨床試験では、
平均約13%の体重減少
8割以上の方で5%以上の体重減少
が報告されています。
当院でのウゴービ治療について
当院では、整形外科として
- ひざ痛
- 腰痛
- 変形性膝関節症
など、運動器疾患と関連する肥満に対する治療としてウゴービを使用しています。
なお、本治療は美容目的のダイエット治療ではありません。
医師の診察により、
- 肥満が関節痛の原因の一つと考えられる
- 医学的に減量のメリットが大きい
と判断された方を対象としています。
このような方はご相談ください
- ひざや腰の痛みがあり、体重を減らした方がよいと言われた
- 運動したくても関節が痛くて続けられない
- 医学的なサポートのもとで体重管理をしたい
- 変形性膝関節症の進行を予防したい
治療は安全性を確認してから開始します
ウゴービ治療は、安全に行うため
- 医師による診察
- 問診
- 血液検査
などを行い、治療が可能かどうかを確認したうえで開始します。
また治療開始後も、定期的に診察を行いながら体重や体調を確認します。
最後に
整形外科では
- リハビリ
- 注射治療
- 運動療法
といった治療に加え、体重管理も関節を守るための大切な治療です。
当院では、患者さんの状態に合わせて
- リハビリ
- 関節治療
- 医学的体重管理
を組み合わせながら、痛みの少ない生活をサポートしていきます。
気になる方は、お気軽にご相談ください。
▼詳しい治療の詳細や料金は以下をご確認ください。

【監修】辻本武尊 枚方大橋つじもと整形外科クリニック院長・医学博士
