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パーソナルリハ

当院では、健康保険ではカバーしきれない患者一人ひとりに合わせた個別のプログラムを提供するためにパーソナルリハビリテーションを行っています。

通常、保険適用のリハビリには期限があります。当院では保険適用の範囲内で最大限の効果が出るようにリハビリを行いますが、パーソナルリハでは個々のニーズに合わせて、より専門的で、より満足度の高いプログラムを提供することができます。

パーソナルリハがおすすめの人

  • 「保険診療によるリハビリは終了したけど、もっと体を動かせるようになりたい」
  • 「けがや病気の予防として運動をしたい」
  • 「健康に不安があるのでジムでの運動は不安…」
  • 「知識と技術のある理学療法士にプランニングをしてほしい」
  • 「かかりつけ医のもとで安心して運動したい」

当院のパーソナルリハの特徴

個別化された治療プラン

初回は理学療法士が患者と面談し、身体機能の評価や疾患の状態を把握し、個々の目標に合わせてカスタマイズしたプランを作成します。

専門知識と技術の組み合わせ

理学療法士は、解剖学、生理学、運動学などの専門知識を持ち、患者さんの身体機能を評価し、適切なリハビリを行います。また、様々な手技やエクササイズを使用して、患者さんの機能を最大限に回復させるための技術を提供します。

継続的なモニタリングと評価

理学療法士は、リハビリの進行を定期的にモニタリングし、患者さんの状態や進捗状況を評価します。必要に応じて治療プランを調整し、最良の結果を得るためにサポートします。

教育と自己管理の促進

理学療法士は、患者やその家族に対して、疾患や障害に関する理解を深め、適切なエクササイズや日常生活のアクティビティの方法を教育します。自己管理スキルを向上させ、持続的な健康と機能の改善を促進します。

継続なサポートとモチベーション

理学療法士は、継続的なサポートにより、リハビリにおけるモチベーションを維持します。患者さんの目標に向かって共に取り組み、ポジティブなフィードバックと励ましを提供します。

パーソナルリハのプログラムの例

①骨粗しょう症の治療中で過去に転倒歴のある方のプログラムの例

目標:骨密度を増加させ、二次骨折を予防する

80代前半、女性
橈骨遠位端骨折を当院で治療・リハビリを終えた。
その際に骨密度検査をしたところ、YAM値70%以下で骨粗しょう症と診断され、当院で薬物療法を行っている。
健康保険によるリハビリ終了後も、安心して運動を継続したいと希望があり、当院のパーソナルリハを行うことになった。

目標設定の背景:
①骨粗鬆症の抱える問題点として、初発の骨折が次の骨折につながる「骨折の連鎖」(骨折のドミノ現象)が代表的な問題としてあげられている。橈骨遠位端骨折の既往は、さらなる橈骨遠位端骨折のリスクを 3.3 倍、脊柱椎体骨折のリスクを1.7倍、大腿骨近位部骨折のリスクを1.9倍上昇させる。

よって、初発の骨折の既往は次の骨折の大きな危険因子であることから、「二次骨折予防」は重要なリハビリ目標である。

②「骨組織は、刺激が乏しいなかでは萎縮を起こし、通常刺激では骨は維持される程度である。しかし、少し強い刺激を与えることにより、細胞は生理学的に活性化して増殖が行われる」という理論はWolffの法則としてよく知られている。そのため、骨を作る細胞には力学的な刺激が重要である。

よって、骨密度を増加させるためには、対象者の年齢や身体機能等を考慮して「骨に負荷をかける運動」を指導することが重要である。

リハビリプログラム

  • 筋力訓練・荷重運動(スクワット・ヒールレイズなど)
  • バランストレーニング(片足立ちトレーニング)
  • 指導:日常生活での注意点、自宅で出来る運動の紹介、食事の内容を共有

以上のプログラムを2日/週、52週行い、大腿骨近位部の骨密度の上昇が認められた。
以降はリハビリは週に1回程度に減らし、定期的な運動と骨密度検査を行っている。

②人工股関節が入っており、股関節の可動域に制限のある方のプログラムの例

人工股関節の脱臼を防ぎ、長く趣味を楽しめる

70代後半、男性
人工股関節置換術を受け、他院で健康保険でのリハビリを終了した。
しかし人工股関節の知識は曖昧で、普段通りの生活をして、趣味のテニスも行っている。
「人工股関節が脱臼して再手術になった」という知人の話を聞き、怖くなり、当院に相談に来た。

目標設定の背景:
①人工股関節の手術後、まれに人工関節がはずれる脱臼が起こることがある。一度脱臼すると脱臼クセがついてしまい、人工股関節にも負担がかかるため人工股関節自体の寿命も短くなる。そのため脱臼しないように、日常生活では禁止動作をしないように常に気をつける必要がある。

人工股関節の脱臼につながる恐れがある動作を学び、普段の生活で心がけていく。

②人工股関節の手術後に適度な運動をおこなうことは、関節の周辺の筋肉を鍛え、関節の安定性が高まる。また、骨が刺激されることで、人工股関節を支える骨が強くなり、関節がゆるむリスクが低減する。
しかし、当該患者の趣味であるテニスは、動作によっては股関節に激しい衝撃を与えるとされており、人工関節の摩耗や破損、脱臼につながる恐れがある。正しい動き方を学ぶことで、安全に運動を続けることができる。

人工股関節を強くするための運動をしながら、テニスを長く楽しむための安全なプレイの仕方を学ぶ。

リハビリプログラム

  • 指導:人工股関節置換術後にやってはいけない動作や姿勢を学ぶ。
    自宅で行う運動やストレッチを学ぶ。
    テニスの動作の中で、危険な動作・安全な動作を学ぶ。
  • 筋力訓練・荷重運動
  • ストレッチ

以上のプログラムを週1回、現在も継続中である。
一度テニスのプレイ後に股関節に違和感があったが、次のリハビリの時に理学療法士に相談。すぐに検査をして、何事もないことが分かり、ホッとした。

パーソナルリハの流れ

予約

当院のパーソナルリハは完全予約制です。
WEB予約にて、ご希望の日時をお選びください。

※パーソナルリハの時間は13:00~15:00です。通常診療時間医は行いませんので、ご注意ください。

カウンセリング・動作評価

理学療法士が、体の気になるところ・悩み、それがいつからなのか、生活習慣(食事や睡眠)はどうか、診断名・禁忌事項があるのか、身体機能が改善してからのやりたいことは何か、などの聞き取りを行います。

聞き取りが終了した後は、基本的な動作をしていただき、全身の筋力や柔軟性、体の使い方のクセを見て、身体機能の評価を行います。
これにより、パーソナルリハビリの目標と期間・頻度を一緒に考えていきます。

リハビリ

共に考えたプログラムに沿ってリハビリを行います。
プログラムは、ご自身の状況や身体の状態によって、その都度目標を修正していきます。

評価

最初に決めた期間が終了し、評価を行います。
これにより継続か終了かを決めます。

パーソナルリハの料金

初回限定お試しキャンペーン3,000円
60分週1回(計4回/月)コース32,000円
60分週2回(計8回/月)コース60,000円
リハビリチケット

お友達をご紹介いただけた方は、お友達一人紹介につき500円引きのクーポンを配布しています。紹介された方は「初回お試しキャンペーンから更に500円引」ですので、ぜひご利用ください。

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パーソナルリハのQ&A

保険診療のリハビリとパーソナルリハの違いは何ですか?

当院のパーソナルリハは、自費である代わりに日数や疾患などの制限が無く、自由度の高いリハビリテーションとなっております。
保険診療のリハビリは1単位20分と制限がありますが、3倍の時間を使うことで、利用者の皆様の個々のご要望に限りなく柔軟に対応することができます。

一般的なジムとの違いは何ですか?

整形外科で行うリハビリの強みは
①同じ施設内にかかりつけの医師がいるため、疾患のある方でも安心してリハビリに取り組めること
②知識と技術に精通した理学療法士が行うため、より効果が見込める
という点です。
また、一般のジムとは違い、より個々に特化した専門性のある運動を行うことができます。

健康に問題はないですが、パーソナルリハを利用してもいいですか?

もちろん大丈夫です。
健康に問題がない方でも、さらなる健康の増進・維持、予防目的にパーソナルリハをご利用いただけます。
その際にもカウンセリングと機能評価は行いますので、自覚していなかったご自身の体の弱みを発見することもできます。

運動が苦手です。マッサージやストレッチのみでもいいですか?

もちろん大丈夫です。
マッサージやストレッチも大事な機能改善のリハビリです。
運動が苦手な方には、他にもリハビリの方法がありますので、担当の理学療法士と相談してプログラムを決めていきましょう。

予約した日が都合が悪くなりましたが、振り替えはできますか?

振替は可能です。なるべく前日までにはご連絡をお願いします。
担当の作業療法士と相談をして次回予約を取り直してください。ただし理学療法士のスケジュールによっては、少しお待ちいただくこともあるかもしれませんので、ご了承ください。

院長からの一言