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リハビリテーション

整形外科で行うリハビリテーションは、手術や怪我などによって損傷を受けた筋肉や関節の機能を回復し、患者の皆さんが日常生活に戻るためのプログラムです。
適切なプログラムを、技術と知識の伴った理学療法士が行うことで、痛みの管理、機能の回復、姿勢の改善、運動能力の向上が期待できます。

今後は、要介護認定を受けている患者様に向けてデイケア(通所リハビリテーション)の提供を予定しています。準備ができましたら、ホームページや院内掲示にてお知らせしますので、今しばらくお待ちください。

当院のリハビリの特徴

当院のリハビリは、機械によるリハビリ(物理療法)よりも理学療法士の手によるリハビリを重視しています。

理学療法士中心のリハビリでは、患者さん一人一人に合わせたオーダーメイドのリハビリを通して、より早く確実に回復に導くことができると考えています。

理学療法士が主体的に行うリハビリの特徴は次の通りです。

個別のアプローチ

当院のプログラムは、医師と理学療法士が疾患別に考えたプログラムを元に、理学療法士が患者さんの状態やニーズに基づいて個別に設計します。

機能化アプローチ

患者さんが日常生活で行う活動や動作に焦点を当てます。リハビリにより、より良い機能を獲得し、日常生活で自立した生活を送ることを目指しています。

エビデンスに基づくアプローチ

最新の研究成果やガイドラインに基づいて、効果的かつ安全なリハビリテーションを提供できるように、当院では定期的な勉強会と講座を通して自己研鑚に努めています。

機能評価と具体的な目標設定

リハビリの最初の段階では、理学療法士は患者さんの機能レベルを評価し、患者さんと一緒にリハビリの目標を設定します。これにより進行状況を数値化し、客観的な指標をもとに効果を評価します。

教育と自己管理の促進

理学療法士は、患者さんや家族に対して、損傷や疾患への理解を深める手助けをします。また、日常生活での安全な動作やエクササイズの方法を指導し、自己管理ができるように支援します。当院ではYoutube(リンク)で自宅で出来るリハビリプログラムを公開していますので、ぜひご覧ください。

継続的なサポート

リハビリのプロセスはしばしば長期間にわたります。理学療法士は治療の進行状況をモニタリングし、必要に応じて治療計画を調整します。保険診療が終了した後も継続的なリハビリを希望される方には、パーソナルリハ(自費)も提供しています。

また理学療法士によるプライベートリハビリ(自費)を受けることもできます。

  • 保険のリハビリは終了したが、もっと健康になりたい
  • けがや病気の予防として運動をしたい
  • 健康に不安があるためジムでの運動は不安…
  • 同じ理学療法士から継続したリハビリを受けたい
  • かかりつけの医師に身体の状態を把握していてほしい

このような方はお気軽にお声がけください。

リハビリのプログラムの例

  • 筋力トレーニング:
    手術や怪我によって筋肉が弱まることがあるため、リハビリでは筋力トレーニングが重要です。
    理学療法士が指導する適切なエクササイズを通じて、筋力を回復させます。
  • 可動域の向上:
    関節の可動域が制限されることがあるため、関節の柔軟性を向上させるためのストレッチや関節の動きを促進するための動きを行います。
  • バランスと姿勢の改善:
    バランスと姿勢の改善は、日常生活の安全性を向上させるために重要です。運動療法士が個々の患者に合わせたバランスと姿勢のトレーニングを提供します。
  • 痛みの管理:
    痛みの管理は、リハビリテーションの重要な側面です。痛みの原因を特定し、適切なエクササイズ、ストレッチ、電気刺激、マッサージなどの方法を使用して痛みを軽減します。
  • 日常生活への復帰支援:
    リハビリプログラムは、患者が日常生活の活動に戻るのを支援します。日常生活動作の訓練やアダプテーション、必要に応じた歩行訓練などが含まれます。
理学療法士

以上は基本的なリハビリプログラムです。
疾患別に構築したリハビリプログラムに、理学療法士が個々の状態に基づいた個別のプランを作成します。

物理療法の機器の紹介

リハビリを受けるまでの流れ

診察

医師の診察(レントゲン撮影やMRI検査を含む)をうけて、症状に合わせてリハビリが処方されます。
※紹介状をお持ちの方は受付でお出しください。

理学療法士による身体評価

医師の処方内容を理学療法士が共有します。
処方内容と身体評価により、個別のアプローチを一緒に考えます。

リハビリプログラムの実施

理学療法評価の結果を踏まえて,患者さんの状態にあったエクササイズやストレッチ,生活動作の指導などを行います。

説明・会計

今後の来院頻度を担当の理学療法士と決めていただきます。
(基本的には週3回の運動が推奨されていますが、リハビリ回数については担当理学療法士とご相談ください)
日常生活で気を付ける点や、自宅で行うエクササイズなどを説明いたします。

リハビリのQ&A

リハビリの時の持ち物や服装は?

特に持ち物は必要ありません。
ゆったりしたズボンなど動きやすい服装でお越しください。

リハビリの費用は?

医師の指示があれば、運動器リハビリテーションは、発症から最大で150日間に限り健康保険適用内でリハビリを受けることができます。
健康保険を適用した一般的なリハビリ料金は、内容と時間によって異なります。
例えば、初診で40分のリハビリを受けた利用者の自己負担額が3割の場合、利用者が支払う費用は1,974円となります。

通所リハはできますか?

はい、できます。
まずは担当のケアマネージャーの方にご相談ください。
その後は当院の見学(希望があれば)をしていただき、担当者会議を行い、契約するという流れになります。

詳しくはこちらをご覧ください。

労災保険のよるリハビリはできますか?

当クリニックは、労災保険指定医療機関です。 受診前にお電話をくださいますようお願いいたします。
受診の際には、

  • 療養補償給付たる療養の給付請求書【様式5号】(当院が初診の場合)
  • 療養給付たる療養の給付を受ける指定病院等(変更)届【様式6号】(転院で当院ご紹介の場合)

を持参下さい。業務中のケガなどであればその旨お申し出ください。

※初回の受診時に、労災の申請・書類の準備が間に合わない場合には、診察後にお勤め先の担当部署に受診したクリニック名などを報告し労災申請を行って下さい。(労災申請前の通院は一時的に全額自己負担でのお支払いをお願いしております。)

院長
理学療法士

家で出来るエクササイズのご紹介