骨粗しょう症検診
令和8年度4月より骨粗しょう症の定期検診が開始されました。
対象の方は、市の助成を受けて骨粗しょう症検査を受けることができます。
対象者
満40・45・50・55・60・65・70歳の枚方市在住の女性
対象年齢につき1回健診が受けられます。
※検診実施時点で医師に「骨粗しょう症」または「骨量減少」と診断され、医療機関で治療中または経過観察中の方は本検診を受けることはできません。
※生活保護受給者、市民税非課税世帯、中国残留邦人等給付者の人には、免除制度があります。該当する人は検診前に必ず健康づくり課(072-841-1458)へ申請し無料受診券の交付を受けてください。
費用
1,000円
※骨量測定方法によって検診費用が異なります。
当院では精密検査に相当するDXA法で腰椎と大腿骨の骨密度を測定します。
検診の流れ
お電話(072-841-0888)または直接来院にて、骨粗しょう症検診のご予約をお取りください。
検診は月・火・木・金の13時~15時30分に実施しています。
予約時間にご来院いただき、問診票をご記入いただきます。
骨折リスクを評価するFRAX®問診も行います。
事前に記入できる方は専用用紙を印刷し、ご持参ください。
DXA法(精密検査)を用いて、腰椎と大腿骨の骨密度を測定します。
DXA法について詳しくはこちらをどうぞ。
検査結果をご説明します。
異常がない場合は生活習慣のアドバイスと、今後の検査の目安をお伝えします。
骨量減少や骨粗しょう症と診断された場合は、必要な治療についてご説明します。
検査結果
骨粗しょう症の指標となるYAM値とは、20~44歳の健康な女性の骨密度を100%としたときの、現在の自分の骨量の割合を示す値です。骨粗しょう症健診ではYAM80%未満を要精密検査の指標としています。

当院では精密検査に相当するDXA法による検査を行っておりますので、改めて他院で精密検査を受けていただく必要はなく、安心して受診いただけます。
Q&A
検査当日必要なものはありますか?
- 枚方市から届いた骨粗しょう症検診受診案内のはがき
- 市民と証明できるもの(マイナ保険証など)
- 健康手帳(お持ちであれば)
- 検査をスムーズに行うため、ボタンやチャック、金属のついていない服装でお越しいただくと安心です。
もしそのままの服装で来院された場合でも、お着替えをご用意しておりますのでご安心ください。
医療機関によって自己負担料に違いがあるのはなぜですか?
骨密度の測定にはいくつかの方法があり、検査の精度や内容によって費用が異なります。
当院で行っているDXA法は、腰椎と大腿骨の骨密度を測定できる精密検査で、より正確な評価が可能です。一方、手の骨で測定する方法(MD法・DIP法)や超音波検査(QUS法)は簡易的な検査であり、精密検査には該当しません。
そのため、簡易検査で骨密度の低下が疑われた場合には、改めてDXA法による精密検査が必要となり、対応可能な医療機関へ紹介となることがあります。
このような検査内容の違いにより、DXA法では自己負担額が1,000円、その他の検査では500円と費用に差があります。
要精密検査とされたのに、精密検査では骨粗しょう症ではないと診断されるのはなぜ?
検診で精密検査と判定されるのは骨密度測定がYAMの80%未満の場合ですが、精密検査ではYAMが70%以下の場合に骨粗鬆症と診断されます。
このように検診での判定基準が精密検査での判定基準よりも厳しく設定されているのは、検診では精密検査で骨粗しょう症と診断される可能性がある例を見逃さないようにするためです。
YAMが同年代平均なのに精密検査が必要?
高齢になればなるほど骨密度は低く、要精密検査の割合が高くなります。そのため、骨量がその年代の平均値付近でも要精検となる確率が高くなります。
更に骨量が若年成人の70%未満になると骨折の頻度が高くなり、近い将来の足の付け根などの骨折をする確率も高いので、医師による指導や場合によっては治療が必要になるため、精密検査を受けることはとても大切です。
▶監修:辻本武尊(枚方大橋つじもと整形外科クリニック院長・日本骨粗しょう症学会認定医・医学博士)
