【初期臨床研修】卒後進路に悩む【院長の人生ノート16】

 夏ごろになると卒業後の進路を本格的に考え始めなければなりません。現在の医療制度では、卒後2年間は「初期臨床研修」という研修を義務付けられており、卒業後に全国各地にあり臨床研修病院に配属されます。ただ、どの病院でも自由に行けるというわけではなく、それぞれの病院に研修医の受け入れ枠数が決まっていて、人気の病院は試験を受けて結果の上位から順に研修医として受け入れが決まっていきます。

 高知大学医学部も他の地方国立大学医学部と同様に、全国の都市部出身の学生が多く在籍していました。特に、首都圏や関西圏の他に広島・岡山周辺の出身者が多く、彼ら彼女らの多くは卒業後、出身地近くの都市部の臨床病院での研修を選択します。一方で私は、釣りが好きだったこともあり、高知県に残って研修を受けようと考えました。その中でも、大学病院以外では、高知県内で最も多くの研修医を受け入れている高知医療センターを選びました。

 高知医療センターを選んだのは特別に理由があったわけではないのですが、海が近く、釣り好きの私には親しみが湧いたことと、できてから3年ほどしか経過していなかったため建物が新しく、環境が整っているように思えたことで選んだように思います。なにはともあれ、卒業後2年は高知県に残ることが決まりました。

華道部の同級生たち(右端が私)

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