【高知か?それとも】研修後の進路を考える【院長の人生ノート20】

 8月になると1か月の地域研修を終えて高知医療センターに帰ってきました。学生ならいざ知らず、社会人としては不具合なほど真っ黒に日焼けしていた私は、白衣と肌の色のコントラストがあまりにも目立ちすぎて少し恥ずかしい思いをしました。余談ですが、この時期に釣りにいった記憶を病院の院内誌に「釣りと白衣とわたし」というエッセイを掲載し、患者さんに高評価を頂き、時に「先生いい話やったで」と握手まで求められたのもいい思い出です。

高知医療センター広報誌第10号「こころ」より

 この時期になると初期臨床研修終了後の進路についても考え始めなければなりません。進路について、私の中ではいくつか選択肢がありました。ひとつはこのまま高知に残ること、地元の大阪に戻ること、九州に行くこと、そして北海道に行くことです。

 高知に残ることについてはかなり心が傾いていました。大学入学から研修医までの8年間を過ごし愛着があったことと、何よりも釣りのできる環境が魅力的に思えたからです。ただ、整形外科医として研鑽を積むには慣れた環境よりも外に出て厳しい環境に身を置いた方が良いとも考えておりました。そうなると、地元の大阪も当然候補ですが、地元はいつでも帰れるという気持ちだったので優先順位はそれほど高くありませんでした。九州を考えたのは、今まで本州・北海道・四国と住んできたので、九州に住めば「四島制覇」となるのが魅力的と考えたのですが、さすがに縁もゆかりもないためこの選択肢も諦めました。最後に北海道です。北海道は高知大学入学前に住んでいたので有力候補の一つでした。

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