【院長のつぶやき②】「待つ」ということ

 こんにちは。

 枚方大橋つじもと整形外科クリニックの院長の辻本です。

 2回目になる【院長のつぶやき】ですが、今回のテーマは「待つ」ということです。

 なぜ「待つ」なのか?それは私が極端に待つことが苦手だからです。

 私がどれくらい「待つ」ことが苦手なのか、例を挙げれば枚挙にいとまがありません。

 上りエレベーターが自分が待っている階より上の階で登っているとき、下りエレベーターが自分より下の階で下っているときは階段を使います。理由は待つのが嫌だからです。

 人気の飲食店は予約制でない限り行きません。理由は待つからです。

 ディズニーランドには行ったことがありません。もちろん、理由は待つのが苦痛だからです。

 このように待つことが心底苦手なのです。

 ただし、何でも待てないわけではありません。同じ「待つ」でも子供の成長見守るために待つことなどは、全くもって問題ありません。例えば、子供が自転車に乗る練習が上手くいかないときなどでも、出来るまで練習に付き合い、できるまで「待つ」ことは苦ではありません。

 待たなくても代替方法がある場合は、私はどうしても待てなくなってしまうのかと思います。目の前に階段がある、目の前に他の店がある、他に楽しみがある。そう考えるとわざわざ待つことを選ばないのだと思います。

 一方、クリニックの院長として日々診療を行う中で、「待つ」ということに対し日々苦悩しています。なぜならば、外来診療を行う上で必ずとといって課題となる、患者さんの待ち時間をいかに減らすか、ということに向き合っているからです。

 クリニックの院長として患者さんの待ち時間を考えることは宿命ともいえます。なぜなら、患者さんの不満要素として必ずといっていいほど「診察までの待ち時間が長いこと」が上位に挙がってくるからです。

 こんなにも待つことが苦手な私ですから、患者さんに待って頂くことには非常に心苦しいものがあります。当然、出来るだけ待ち時間を少なくする工夫を心がけています。看護師や事務職員を中心に理学療法士の協力も得て可能な限り待ち時間を少なくしているつもりではありますが、それでも力及ばず患者さんの貴重な時間を浪費してしまうことは申し訳なく思います。

 患者さんの訴えは勿論、話をゆっくりと聞きたいところではありますが、待っている患者さんのことを考えるとあまり長話をできないことも多く、日々葛藤しております。「待つ」こと「待たせる」へのジレンマは、私にとっての永遠のテーマとなりそうです。願わくば、考えなくても済むようなスムーズなクリニック経営を目指していきたいと願いながら、本日も診療に取り組んでいきます。

辻本武尊(枚方大橋つじもと整形外科クリニック院長・医学博士)

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