【診療科の選択】整形外科への興味【院長の人生ノート14】

私はポリクリを回るまで医学生といえども将来の希望診療科ありませんでしたが、ポリクリを回ることでいくつか興味の湧いた診療科ができました。中でも特に気になったのが整形外科と精神科でした。精神科は人間の内部の心理構造を読み解いたり、様々な過去の出来事から社会の中での生きづらさを抱えている患者さんをサポートする診療科であることに共感しました。そして、整形外科を始めてポリクリで回ったときの印象としては、まず医局員が他の診療科よりも多く活気があること、そしてまるで工事のような手術を行うということでした。
私はいわゆる‘手術’というと病巣をメスで切ったり血管を縫合糸で縫ったりと、そのような姿をイメージしていました。ただ、整形外科を手術は想像のはるか上を言っておりました。勿論メスで切ったり糸で縫ったりもありますが、骨や関節の手術現場では、ノミや金槌、電動ノコギリやドリルといったまさに工事現場で使うような道具が飛び交い、何も知らなかった私は衝撃を受けるとともに大変興味を惹かれる診療科となりました。
言い忘れていましたが私が4回生になるときに、双子の弟が高知大学医学部に入学してきました。弟は東北大学の大学院を卒業し国家公務員試験にも合格していましたが、私と同じように医師になることを考え入学してきました。高知大学を受験したのは私がいて一緒に住めば生活費が安く済むからです。部活も同じラグビー部に入り、卒業までの3年間を共に過ごすことになりました。

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