【室蘭】製鉄記念室蘭病院【院長の人生ノート25】

 釧路での1年が終わり、4月になると今度は室蘭市にある製鉄記念室蘭病院へ配属されることになりました。前年と同様に、同期間でのくじ引きで2番手だった私は、大学で一緒に働いた先輩からのお誘いもあり製鉄記念室蘭病院を選択しました。1年前と同様に、車で釧路から室蘭まで6時間ほどかけて移動しました。新しい土地での勤務に対する期待で、私の心は晴れやかでしたが、室蘭に到着するとどんよりとした曇り空が続いていたことを今でも覚えています。

 製鉄記念室蘭病院では釧路労災病院と同様に整形外科常勤医は5名体制でした。私と同じ年に大学から副院長として就任した脊椎専門の小谷善久先生、上肢専門の益子竜弥先生、下肢専門の綛村俊之先生、3つ上の上徳善太先生と私です。

 ここでも1年間、外傷治療を中心に多くの臨床経験を積むことができました。外病院1年目の釧路ではただがむしゃらに目の前の患者さん、疾患に向き合い、ゆっくりと考える余裕はなかったのですが、室蘭での外病院2年目は少し余裕が生まれ、一つ一つの疾患をかみ砕いて勉強し、手術でもただこなすだけではなく一つ一つの手技の意味を考えて行うことが出来るようになったように思います。

 ここでも外傷中心に年間160件くらいの手術を執刀しました。膝や股関節の人工関節手術も手取り足取りではありますが執刀経験させて頂きましたが、脊椎手術に関しては第2助手が主体、たまに第1助手をやるくらいで執刀する機会はありませんでした。ただ、大学に長く在籍されていた小谷先生が赴任された年で、脊椎の大規模手術も多く、手術のみならず術後管理も含めて貴重な経験を積むことができました。

京都の学会にて 写真は清水寺

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